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劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン雑記

まとまったエントリを書こうかと思ったんですけど、まとまらなかったのでそこに含まれない細かい話を垂れ流しておきます。
内容的にはTwitterに書きたいぐらいの話なんですが、ネタバレがあるのでこちらに。

ヴァイオレットの左側のリボン

墓参りでヴァイオレットが忘れ、のちにディートフリートが届けてくれたリボンは左側の髪を結っていたものでした。ユリスとヴァイオレットが会話するシーンで、兄弟の話をひとしきりしたあとユリスのセリフ「なんでもわかるんだね」に「すべて聞いた話です」と返すとき、この左側のリボンがアップになる。ディートフリートから聞いた話ってことかと思います。

ヴァイオレットの部屋の扉

外伝でテイラーが部屋に訪ねて来た時、ヴァイオレットの部屋の扉は外開きだったんだけど、今回ホッジンズが訪ねてきたときは内開きになってました。外伝のときはドアを開けたヴァイオレットが、目の高さを探って人影が見えず、その後視線を落としてテイラーに気付く、という描写があって、細かいなーなんて話題になったシーンだったので印象に残ってた。なんか理由があるんでしょうか。引っ越したのかな?

紫のパンジー

ギルベルトがパンジーを見て「ヴァイオレット……」とつぶやくと、子供に「違うよそれはパンジーだよ」と突っ込まれるシーン。ギルベルトが間違えるわけないので、紫のパンジー花言葉を調べると「思慮深い」とある。その花言葉から、ヴァイオレットを思い出してしまった、という描写なんじゃないでしょうか。

ぶどうを運搬する機械

エカルテ島でギルベルトとディートフリートが会話するシーン、ギルベルトの隣にぶどうを運ぶ機械がずっとあるんだけど、ちょっと不自然な感じがして。これ、意味を考えると「ギルベルトが作ったみんなの幸せを運ぶ機械」ですから、ヴァイオレットのメタファーでは……? 手紙もそこから来ますし……。シュールすぎるだろって気もしますし、まだ意味はよくわからないんですが。夕日が落ちるにしたがって、距離が離れていってしまう=タイムリミットを表している?