京アニに寄付するなら、10月中がいいですよという話です。あと10日ぐらいしかないからね。
私は結構気になってたんですけど、まとめている記事は見なかったので自分でまとめてみようと思いまして。当たり前だから書かれていないだけかもしれませんが、もしそうであれば見なかったことにしてください。一応調べて書いたつもりですけど、全然間違えている可能性もあるので、最終的にはあくまで自己判断でお願いします……（免責）。
寄付金控除概要
京都アニメーションの案内記事はこちらです。
預かりご支援金の移管に関するご報告（初出9月6日、改訂9月26日）
https://www.kyotoanimation.co.jp/information/?id=3096
要約すると以下のような感じ？
- 9/9までに京都アニメーションの口座に寄付した人は、申請をすると税制上の優遇措置を受けられます
- 申請はページ下部にあるリンクから飛んだ先のフォームでできます
- この手続の受付は2019年10月31日(木) 23時59分までです
- 上記同様、10月31日までに「京都府等による義援金の受入専用口座」に振り込んだ義援金は税制上の優遇措置を受けられます
つまり10月31日までに寄付すると、税金が少し安くなりますってこと。なので、この先寄付する気がある人は、できれば10月31日までにやっておきましょう。振り込み先はこのページにある口座であればどれでも同じっぽい？ 手数料掛からないところとかあればそこにするといいのかも。そのあたりは自己責任でお願いします。9/9以前に京アニの口座に振り込んだ人は、申請して受領証をもらいましょう。
じゃあいくら安くなるんですか？ というのが以下。
控除金額
送られた義援金は、寄附金控除の対象となるそうです。寄附金控除の詳細は国税庁のページで確認できます。
No.1150 一定の寄附金を支払ったとき(寄附金控除)｜国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1150.htm
そして、所得税の税率は以下。
No.2260 所得税の税率｜国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm
例えば所得（≒年収）が仮に400万だとすると、税率は20%。寄付金控除は、所得金額から差し引かれます。つまり、所得400万の人は寄付した金額の約20%が減税分として返ってくるってこと。ちなみにYOSHIKIは4000万超だと思うので45%、1000万寄付すると450万返ってくるって感じですかね。
自分の所得だといくらになるかは税率のページにある早見表を参照してください。
一応上限があって、寄付金控除の金額は以下で決まります。
次のいずれか低い金額－2千円＝寄附金控除額
イ その年に支出した特定寄附金の額の合計額
ロ その年の総所得金額等の40％相当額
総所得金額の40%以上を寄付すると、それ以上は寄付金控除の対象になりませんよということ。いないと思うけど、一応お気をつけください。
控除を受けるための手続き
上記京アニのページから行ける、京都府の義援金受け入れ概要のページで確認できます。
京都府京都市伏見区で発生した放火事件に係る被害者義援金の受入れについて
http://www.pref.kyoto.jp/chiiki/news/higaisyagienkin.html
「2 義援金の受入専用口座」にある、それぞれの口座の募集要項（PDF）を参照。
- 金融機関の振込時の利用明細書を受領証の代用とすることができる
- 義援金専用口座への振り込みであることが確認できる書類（このPDF）の添付が必要になる
利用明細と、PDFそのものをプリントアウトしておけば大丈夫そうです。利用明細なくしちまった～！ という場合でも、申告すれば受領証を発行してくれるっぽいです。
終わりに
そんなとこでしょうか。あまり詳しくないので間違っているところがあったらご指摘ください。期間については「状況に応じて、受付期間を変更する場合がある。」とありますので、伸びる可能性もあるのかもしれませんね。
私ももともと寄付しようと思ってた金額より少ない負担になったので、どうせだったら倍プッシュしてこようかなと思っています。
というわけで、私は山田尚子監督の次回作を待ち続けます。ではまた。
